呼吸器外科とは
呼吸器系器官の疾病を手術する外科手術の一分野です。肺臓、気管、気管支、縦隔、胸壁(主に肋骨)、横隔膜の器官が対象となり、疾患名としては主に肺癌、肺腫瘍、肺嚢胞症、自然気胸、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、胸膜腫瘍、横隔膜ヘルニア、重症筋無力症、手掌多汗症などが挙げられます。また、肺移植手術も呼吸器外科の範ちゅうです。1982年までは、胸部外科学として心臓血管外科や食道外科の分野と一緒に包括されていましたが、1983年以降は呼吸器外科学として独立した学問体系となり、1991年6月25日、日本医学会より正式に認定されました。
【呼吸器外科】