呼吸器外科

呼吸器外科とは

呼吸器系器官の疾病を手術する外科手術の一分野です。肺臓、気管、気管支、縦隔、胸壁(主に肋骨)、横隔膜の器官が対象となり、疾患名としては主に肺癌、肺腫瘍、肺嚢胞症、自然気胸、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、胸膜腫瘍、横隔膜ヘルニア、重症筋無力症、手掌多汗症などが挙げられます。また、肺移植手術も呼吸器外科の範ちゅうです。1982年までは、胸部外科学として心臓血管外科や食道外科の分野と一緒に包括されていましたが、1983年以降は呼吸器外科学として独立した学問体系となり、1991年6月25日、日本医学会より正式に認定されました。

【呼吸器外科】

呼吸器外科の歴史・今日

1984年4月8日、故 京都大学名誉教授 寺松 孝氏を会長として東京(新宿京王プラザ)において第1回日本呼吸器外科研究会が開催されました。これが呼吸器外科の産声をあげた時です。その後、毎年1回、研究会が開催されましたが、1987年の第4回から正式名称は日本呼吸器外科学会総会となりました。2002年の呼吸器外科学会会員数は3243名を数え、評議員数(定数) 240(250)名、専門医数417名です。全国の病院の呼吸器外科学会認定施設数(常勤専門医を擁し、年間呼吸器外科手術数50例以上が必要)は197施設、関連施設数(年間呼吸器外科手術数25例以上が必要)は272施設です。

【呼吸器外科】

プロフィール

1951年生まれ。1977年北里大学医学部医学科卒業、同年大阪大学第一外科医員。大手前病院、奈良県立医科大学、大阪医療刑務所病院法務技官、国立呉病院、大阪府立病院、大阪警察病院呼吸器外科部長、大垣徳洲会病院呼吸器外科客員部長を経て、現在聖授会OCAT予防医療センター所長、大阪警察病院呼吸器外科客員部長。1997年世界で初めて胸骨をつり上げた胸腺の内視鏡下手術を開発。1999年内視鏡下手術の安全性をより高めるために、ハンドアシストを併用した胸腔鏡下手術法を発表。重症筋無力症や縦隔腫瘍に対する胸腔鏡下手術の第一人者。日本呼吸器外科学会指導医・評議員、日本外科学会認定医・指導医、日本胸部外科学会認定医・指導医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本内視鏡外科学会評議員、小切開・鏡視外科学会設立理事、日本医師会認定産業医。

医療/予防医療相談

全国の医療施設で診断されました肺腫瘍や胸腺腫瘍の患者さんの画像再診断や今後の手術(内視鏡下手術)のご相談を行っています。すでに確定診断されました重症筋無力症患者さんの内視鏡下手術治療法のご相談も行っています。画像再診断や手術法のご相談を承っています。