教育講演

教育講演(第51回関西胸部外科学会)

第51回関西胸部外科学会(2008年6月19日、富山で開催)の教育講演で発表しましたタイトル“胸腺腫に対する内視鏡下手術―手術のコツとピットフォール―”の内容を発表スライド順に解説します。

※なお、動画部分はご覧になれません。

胸腺腫に対する内視鏡下手術―手術のコツとピットフォール―

1. 内視鏡下胸腺摘出術に関する全国調査 -日本胸腺研究会アンケート調査報告-

重症筋無力症の内視鏡下胸腺摘出術に関する全国調査(日本胸腺研究会アンケート調査)では、科学的根拠は乏しいものの患者さんの希望や有用なので使用している施設が多数あります。

【教育講演】

2. 縦隔腫瘍に対する胸腔鏡手術のガイドライン

縦隔腫瘍全般に対する内視鏡下手術(胸腔鏡下手術)のガイドライン(杉 和朗 先生 私案)が日本内視鏡外科学会からでています。 科学的根拠としての推奨レベルが低く慎重な手術適応と選択が必要であると記載されています。

【教育講演】

プロフィール

1951年生まれ。
1977年 北里大学医学部医学科卒業、
同年大阪大学第一外科医員。
大手前病院、奈良県立医科大学、大阪医療刑務所病院法務技官、国立呉病院、大阪府立病院、大阪警察病院呼吸器外科部長、大阪警察病院呼吸器外科客員部長、聖授会OCAT予防医療センター所長を経て現職。
1997年世界で初めて胸骨をつり上げた胸腺の内視鏡下手術を開発。
1999年内視鏡下手術の安全性をより高めるために、ハンドアシストを併用した胸腔鏡下手術法を発表。
重症筋無力症や縦隔腫瘍に対する胸腔鏡下手術の第一人者。
日本呼吸器外科学会終身指導医・特別会員、日本外科学会認定医、日本胸部外科学会終身指導医、日本小切開・鏡視外科学会設立理事、日本医師会認定産業医。

手術・医療相談

全国の医療施設で診断されました肺腫瘍や胸腺腫瘍の患者さんの画像再診断や今後の手術(内視鏡下手術)のご相談を行っています。すでに確定診断されました重症筋無力症患者さんの内視鏡下手術治療法のご相談も行っています。画像再診断や手術法のご相談を承っています。

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